スポンサーリンク

輸入車あるある①

2022-08-18

初めて輸入車を手に入れたのは、21歳の時。今から32年前。

初めてもらったボーナス6万円を握りしめて、フィアットとプジョーのディーラーを訪れたのだった。
予算は300万円。頭金(手付金か)6万円であとはローン。

狙っていたのは、フィアットのUNO TURBOかプジョーの205 GTI と思っていたら、309 GTIがミョーに気になり始めてしまった。

FIAT UNO TURBO
PEUGEOT 205 GTI

UNOと205を試乗して、205の柔らかい乗り味なのに不思議な安定感に魅せられてしまい、結局309 GTIを契約したのでした。

それまで、国産車の脚まわりをカチカチシッカリに弄って乗っていた身としては、カチカチより断然曲がるセッティングに感動したのでした。

ショーモナイ車を買って、頑張って走れるように造っていくのも楽しいけれど、やっぱり最初からマトモな車を買ったほうが良いのだ と再認識できたし、だから300万円は結局高いと思わなかったですね。


そして納車。11月のちょっと寒い日でした。

ハイオク満タン ゴキゲンで彼女を迎えに行き、近くの観光コースへ。

駐車所に309を停め、左を向けばカワイイ彼女。後ろを振り向くと、決してカッコいいわけじゃないんだけど、なんかやる気の309。ウチの車、えぇ~わぁ~。

PEUGEOT 309 GTI RHD

そして駐車場に戻ってくると…..

何か滴ってる…..

秋だからエアコンつけてないし。滴ってるのは後席下あたりだし。

覗き込むと、四角い黒いプラスチックの箱(ガソリンタンク)の下に何かが滴ってる。
指にとってみる。透明のナニか。
匂いを嗅いでみる…

ガソリンじゃん。

帰ることにしましたよ。デートも半ばで。

帰り際、国道を走っていると、前の車が火のついたタバコを

ポイっ!

と投げるじゃないですか。
それを、ルパンのように避けました。

もちろん、次の信号で引きずりおろし、往復ビンタを喰らわせてやったのは言うまでもありません。

爆発したらどうすんだよ。そんなこともわかんねーのか、このバカは!

こんな感じで、私の輸入車ライフはスタートしたのでした。

自宅までたどり着いてから、ディーラーに電話し、取りに来てもらいました。
結局、燃料ポンプ上部(燃料取り出し口)の密閉が不十分ということで、組み立て時にネジがしっかり締まっていなかった というオチ。
一応燃料タンクの圧力テストもしてもらい、再納車となりました。

その時の彼女は、妻です。

Follow me!